妄想と夢

職場で席が隣のお姉さん。
いつもにこにこしていて優しくて、電話応対もとても丁寧。おまけに気さくに話しかけてくれる。
そんな素敵なお姉さんから、昼休みの化粧室にてなんの前フリもなく尋ねられました。
「ねえ、深雪さんは妄想したりとかってする？」
一瞬意味を理解することができず、きょとんと見返す私。
フォローするかのようにお姉さんは両手をバタバタさせながら続けます。
「あのね、私しょっちゅう妄想するから、他の人はどうなのかと思って」
どうやらお姉さんの妄想は感じの悪い社員が結婚しているのか（というかできるのか）とか、
うっかり海に落としたまま修理に出すのを忘れていたデジタルカメラの中身が朽ちていく様とか、
そういう類のものらしい。
あくまでお姉さんの自己申告なので１００％そういう平和なものだとは限らないですけどね。
少なくとも私よりはマシだと思いますよ。
匿名とはいえ小説を公の場に晒し、週一で駄文日常記を上げ、
暇さえあれば電王に思いを馳せているこんな脳内の妄想。云えないって。

そんな私の深層意識の表れか、先日妙な夢を見ました。
おいしいよ、と勧められたカップに入った褐色のアイスクリーム。
何の味？　という質問に返ってきたのは衝撃の答え。
「え？　かぶと虫アイスだよ」
……百歩譲って幼虫はね、食用にする文化がありますよ。
けどね、色から見てこれの材料は間違いなく成虫だよね。
私は心の奥底に何を飼っているのでしょうか。
際限のない妄想を餌に肥えたこのモンスターがいつか羽化する日が来るのでしょうか。
ちょっとこうばしかった夢の後味を思い返しつつ、この世で一番怖いのは己だと思い知った朝でした。

さて、いよいよ発売間近となったJSQ第2号。
表紙とか予告カットとかが、公式で盛大に解禁されていましたね。
やっぱり屍鬼にどうしても注目しちゃうんですけどね。
うん。
今更だけどさ、言うよ。
みんな、えらくビジュアル強化されてるな。
夏野ちゃんや敏夫さんがピンやツーショットで出てた時は「ああフジリューの絵だ」とか、
せいぜいその程度の感想だったのですが、
こう、フラッシュとかで畳み掛けるように情報を流し込まれるとね。
美形ラッシュが怒涛の如く。
卒塔婆に囲まれた夏野ちゃんがえらく艶っぽいとか、ちっブレザーかとか、でもネクタイは良いねとか、
そういうどうしようもない感想は措いといて。
もぉ今更イメージがどうこうとか言う気はないんですけど
（つかビジュアル強化は封神の頃からのフジリューのお家芸だし）
原作、絵師共に贔屓の立場としては両者の間でどのような話し合いが持たれ、
どういう相違点で合意が得られたのかが気になるところ。
山入の三人とか、墓あばきとか、起き上がった後の恭子とか、マトモに描いたらヤバいでしょ。
てかこれらのシーン、全部敏夫さん絡み……さすがだ。
楽しみなような、不安なような。
発売は明後日です。歌の練習の前にでも買ってくか。

そうそう、すごく久しぶりにサンデーを立ち読みしました。
もうすぐガッシュが終わるっぽい。
清麿が中学校を卒業し、ブラゴと平和に最後の一騎打ちしてました。
最近は単行本すらスルーだったけどね。いざ終わるとなると寂しいですね。
最終回にゼオンは出るかしら。

今日の晩飯
ごはん、肉じゃが、玉葱と卵の味噌汁、バナナ
いつも使ってた味噌が切れたため、今日は新しいメーカーの味噌にチャレンジ。
あんまり違和感なく使えました。前のより若干甘めかしら。
あんまりこだわりはない方なのですが、こうじ味噌という一点だけは譲れません。