玉飾りより和菓子

昨日、所用があって街へと出かけました。
土曜日とはいえ午前中のこと、まだあまりバスも混んでいないだろうと思っていたのですが。
ええ。
すっかり忘れていましたのよ。
昨日8月8日は仙台七夕最終日にして唯一の週末デーだったということを。
10時台郊外発のバスは超満員。
乗車率120％超（推定）の中、ひしめく浴衣姿の少女や娘さん、赤ちゃん連れのご家族。
おばちゃんの集団が赤ちゃん抱えたお母さんに席を譲っていたり、
2人がけの席に小学生が3人詰まって座ってたり、
自慢のマイメロのポーチからキュアピーチのティッシュを落として叱られてる女の子がいたり、
（何故キャラクター名がすらすら出てくるのか）
満員バスの割にはなかなか心温まるアットホームな雰囲気でした。
この雰囲気も祭というプラスのパワーのおかげなのだろうか。
そんなこんなで実はまともにアーケードを歩くのは初めてだった今回の祭、
どんなものか風景を激写してきましたよ。



さあみんな！　ムスカ大佐のあの迷台詞を思い出すんだ！
はっはっは！　見ろォ！　人がゴ（以下略）
……うん。祭はね。楽しいと思うんだ。
無料の茶席とかあって、成り行きで2杯もお抹茶いただけてとても良かったよ。
白松が最中の生菓子『天の川』は美味です←タダ茶の分宣伝
これぞ仙台七夕という飾りもね。キレイなの。
でもね。
ごめんやっぱ人ごみはムリ。
満員バスは30分耐えたけど、このアーケードは30mで挫折しましたorz
田舎者でごめんなさい。虚弱体質でごめんなさい。
私はどっか隅っこの方で茶しばいてるから気にしないで下さい。
粋な催しをありがとう、裏千家の方々←タダ茶の分宣伝2

＊今日の晩飯＊
ソース焼きうどん、りんごジュース
今日のうどんは特別だよ。
なんたってエビが入っていたんだもの。
近所の生協で1匹10円の特売さ。20匹買っても200円さ。
一緒にタイから輸入されたスイートチリソースを買ってきて、
ランチは春雨エビサラダにしたけど、
余った分は炒めて焼きうどんに投入したのさ。
こんな時でもなきゃ、エビなんて思うさま食べられないからね。

さて、月初のお約束であるJSQ屍鬼報告。
最初に言っておく！
今月は……思わず買ってしまった！
だって、だって。
待ち焦がれた敏夫さんオンステージなんだもの！！！
というわけで、今月は詳細に感想を述べるよ。ていうか語るよ。
ネタバレ及びグロ系苦手な方は気をつけてね。
（とは言ってもそんなに生々しいことは書かないつもりだけど）

えー、どこから述べればいいものか。
というか、どこからときめけばよいものか。

……ここで違和感を覚えた方は恐らく正しいよ。
うん。敏夫さん、やってることは非道そのものだからね。
でもさ。
自分の誇りと意地と責務を懸けて守らなきゃならないものがあって、
それを脅かす正体不明の敵がいて、
数少ない勝機を探れるチャンスが目の前にあったとしたら、
その機会を「生かす」か「殺す」かはその場にいる人が必ず決断しなきゃならないんだよ。
決めるのは、当事者の「正義」。
だから、機会を「生かし」て屍鬼を「殺す」決断をした敏夫さんの「正義」を私は否定できない。

改めて原作と同じ箇所を読み合わせてみて思ったんですが、
小野主上とフジリューの心理描写は似通ったところがあるように感じました。
どちらも基本的に主人公格のキャラクターを人前で悩ませないよね。
本当はすごく悩んで、感情も揺れ動いているのに、周囲には悟らせない。
そして一度結論を出すと、
迷っていたことを読者にさえ忘れさせるほど一直線に目的へ向かって突き進む。
それが傍から見ると非情な姿に映っていると、自覚していたとしても止まらない。
何故ならそれが彼らが信じた、あるいは彼らが信じたいと願う「正義」だから。

冒頭の「すまない」には、色んな意味があると思います。
これからひどいことをするということ。
自分の身勝手な目的を達するため甦ってほしいと願ったこと。
何も出来ずに死なせてしまったこと。
襲撃から守りきれなかったこと。
……あるいは、そもそも妻に選んでしまったこと。
敏夫さんは目的のために感情を遮断することができるだけであって、
決して人間的な感情がないわけではないんですよね。
それを恭子にも、静信にさえも見せないだけで。

でもね。
実験の一部始終をビデオで記録ってのはすっごく変態っぽいよ。
でもまぁセッティングしている姿が可愛いのでオールオッケー！（お前が一番変態だ）

大学時代の敏夫さんがえらく可愛いです。
つかなれそめ！　なれそめ！
そうだったんだ……てっきりいやいや参加した合コンか何かで知り合ったのかと。
若敏夫さんが紅茶出してくれるアンティーク喫茶店なら常連になっちゃうよ！

恭子消滅の危機にストレッチャーを急いで運んでくる敏夫さんがえらく可愛い。
一部始終を捉えたカメラ、グッジョブ！
つか恭子、この描写だと顔面消滅してないか……？
そして舞台は手術室へ。
敏夫さん、カメラで遊ぶスキルをゲット。おいでませ、変人の世界。

そして。
やすよさんの超弩級破壊的セクシーショット再び。
ある意味妲己ちゃん以上……だぐはっ。恵が小娘に思えてきた。
ま、まさかフジリュー、熟女に目覚めたなんてことはない、よね？

恭子、目覚めた後の方が表情とか人間っぽいんだよな。皮肉なことに。
全然関係ないけど、恭子もうあんパン食べれないんだね……
旦那の「すぐに眠らせてやる」宣言は怖かっただろうなー。
私はときめいたけどね。ごめん。

なんだかんだで敏夫さんは優しいよ？
まずは蘇生を試みて、次は苦痛の少ない採血。
いよいよ停止方法の模索に入っても、最初は麻酔だし。
「どうだ？　まだ痛いか？」
……薬物投与実験中の敏夫さんの発言だけ取り出すと紛うことなきへんた（以下略）
けど投与の順番はちゃんと苦痛の少ない方からだよ。
うって思うようなのは最後の手段でやむなく、だもの。

ここでまさかの推定中学生な敏夫さん＆静信登場！
つか随分ハイカラな制服だな外場中学校（仮）！
あれ、でも昭は学ランだったぞ。学ラン姿も捨てがたいな。
よし、じゃあこれは高校の制服ということにしよう。
で、どっかの回想シーンで学ランな二人を描いてもらえばOK！
つか静信。いかにも生徒会長とかやってそうなルックスだ（笑）
あ、めがねしてないね。そういえば。
大人な現在の方が色気があって好きよ、私は（超個人的意見）
ここで思い立って尾崎医院に向かっちゃうから、
以心伝心だの長年連れ添った末に落ち着いた夫婦だの言われるんだよ……
否定する気は毛頭ありませんケド。

恭子には悪いけど、「フーッ」とか「ムーッ」とかが妙に可愛い。
あ、辰巳と敏夫さんの共通点発見。
どっちもドSじゃん。
辰巳は隠さず顔に出す系。
敏夫さんは顔には出さない系。
……恭子、男運なさすぎっ。

一応、蛇足。
原作には杭打つ瞬間の描写はありません。

静信のグッドタイミングっぷりがすごすぎる。
そりゃ驚くよな。
返り血が。うつろな目が。血染めの手術室が。惨殺死体が。
実際見たらトラウマだよ。うなされるよな、絶対。

最後のコマの敏夫さんに今月一番のときめきを感じてしまってごめんなさい。