おとなのかほり

むかしむかし、
親戚のお姉さんのお部屋にお邪魔した時のこと。
当時社会人になりたてで、
身だしなみもキレイでおしゃれなお姉さんのお部屋は、

なんだかとてもいいにおいがしました。

化粧品（香水とかムースとか）か何かの匂いだったのかしら。
フローラルなお花系の、フワフワした女性らしいかほり。
当時まだ年齢がひとけただった私は何の疑いもなく、

「女の人は大人になったらいいにおいがするものなんだ」

と信じていました。


一昨日、私はひとつ歳を重ねました。
あの頃のお姉さんより確実に年上だね。
そんな私の部屋は今、

シップのかほりで満たされております。


……orz


どこだ。
どこでフラグ立て間違えた自分。
いやでもシップ臭いのは仕方ないんだ。
持病ともいえる首の凝りがついに肩甲骨という天然の要害を越えて、
背中から腰に至る大平原にまで侵攻してきたのです。
戦わなきゃリアル動けなくなるんだってばよ。

ふっ、芳しき花なんざ戦いの渦中では儚く散ってゆくのが運命なのさ。

そんなカッコいい台詞を、
フローラルとは縁遠い空気の中で吐いてみたり。

そういえば昔、
親戚のおじちゃんから、
今この部屋を満たしているのと同じ芳香が漂っていたなぁ……

∑（゜д゜）

今年はもうちょっと、
お花の香りが似合うような女性になりたいと思います。
……思います（自信なさげ）


で、だ。
誕生日ということで、先日久々にオリジナルカクテルを作ってみたよ。
まずベースになるのはこの飲み物。
サントリー　チョコレートスパークリング
これがね、んまいんだ。
後味が本物のチョコレートです。
でも炭酸。でも透明。ふしぎふしぎ。
で、これを飲んでいるうちに思いついてしまったのよ。

素でこれだけリアルチョコレートなら、洋酒混ぜてもきっと美味いぜ……？

というわけで試してみた。
まずはオレンジ系リキュールの代表選手コアントロー。
……飲むオランジェになりました。美味えのなんの。
程よく気持ち良くなったところで次はチェリー系キルシュワッサー。
……ロ●ズのトリュフの味がするよっ！　うおおおおおっ！！！
この調子だと、きっとラムとかウイスキーとも合うと思うんだ。
うちに在庫がないから作れてないけど、
もし手持ちがあって甘いのOKな方は試してみてね。

……あ。
リキュール系はアルコール度数べらぼうに強いから
（参考：コアントローとキルシュはそのままだと40％）
混ぜすぎないように気をつけてね！
風味がほんのり香るくらいが一番美味いよ～。
加減を見極めるのも、おとなの大事な条件でありまする。

こういう情報だと自信満々なんだけどなｗ

＊今日の晩飯＊
なめこかけごはん、ひじきとかんぴょうの煮物、鳥もつの甘味噌煮、カツゲン
実家からカツゲンが送られてきました。
プレーンともも、合計2本。
……うん、余裕でもうすぐなくなりますが、何か？
カツゲンは私の燃料です。
これを糧に、明日も背中の凝りと戦うぜー！