JSQ2号感想

さぁて、んでは怒涛の感想ラッシュ。ネタバレまみれだよ。気をつけて。
JSQ２号というかむしろ屍鬼。

祝・フジリュー復活。

表紙の夏野ちゃんが可愛いです。カメラ目線だー。
付録のポストカードの仕様がひどい。切れってか。

さて本編。カラー4P中冒頭の1Pを死体と蝿が、見開きを挟んでもう1Pを恵が独占。
1P目で本当に描きたかったのは三重子ではなく旦那だったと思うけど。
さすがに規制に引っかかるのかしら。
恵のピンクの多さにびっくりしました。あと露出の多さ。妲己ちゃんかと思った。
確かにそれじゃ夏野ちゃんは釣れないよ。すんごく納得。
見開き2Pの夏野ちゃん色気が尋常じゃない。
色みを抑えてるのがまたいいよね。
何気に露出高いしね！　ありがとうフジリュー！！！！

メインキャラはフジリューらしいデザイン、モブの村人はリアル顔。区別はしやすい。
原作が緻密に書き込んでいる外場の世界観をどう説明するのかと思いきや、
恵を語り手にするという奇策であっさりクリア。
確かにこの子は村の地理とか成り立ちとか、難しい理屈は理解していないだろうさ。
同時に初見読者に対しても分かりやすいくだけた説明にしている手腕はさすが。

・・・この辺は原作派の中で意見分かれるところなんだろうなー。
個人的に恵視点で語るという効果については色々思うところがあり。
これは後々生きてくるよね。あっち側が描けるのだから。
現時点では評価できると思いますよ。工夫されてると思う。
キャラデザ萌えがひと段落したら、再構成の構造も検証してみたいなー。

夏野ちゃんの志士Tシャツ、いいなぁ。
今度フジリューデザインのTシャツ売るといいよ。
結城パパ、最初は普通にママだと思いました。ヨキ先生系の顔なのね。
腐乱死体を思った以上にちゃんと描いてたことにちょっと驚き。
ぶっちゃけそういうダークな表現をどこまでやれるかってのが一番の懸念だったからね。
・・・トーンかぶせる前の精密なのが見てみたいと思うのは非道でしょうか。
まぁこれをまともに見ちゃった静信は可哀想だね。
フジリューにしては珍しいインテリ系メガネ。
そして敏夫さん。期待を裏切らぬクールな登場シーンに思わず笑う。
ちょっ、初登場1P目で色々全開。やっぱこの人好きだわー。
かおり、昭姉弟の素朴さに救われる。
昭、お気に入りなんだけどね。屍鬼の天祥になれるか。
フジリューの愛を一身に受けているのであろうラブがすげぇ（笑）
辰巳のデザインは意外でしたね。もっとスーツが似合う系かと思ってた。
・・・まぁ力仕事を担当しているとか、静信との絡みを考えるとこうなるんだろうな。納得。
沙子は一体どんな美少女になるんだろう。
予告の屍鬼はアベルでした。ああ、盲点だった。
カインのデザインがポイント高し。
女性キャラの「いやあああっ！！」は健在。
小野主上が書くから格調高く見えるけど、恵はたぶんこういうキャラだと思うよ。
迫り来る根暗なストーカーという恐怖が薄れてるのは認めるけど。
大川家の面々はイメージ通りというか何というか。
武藤さんと高見さんの無害っぽさがいい感じ。
清水家に往診に来た敏夫さんにときめく。体育座りって！
布団をかぶったまま電話に出る姿とかね。予想以上の大サービスっぷりに心が騒ぐ。
夏野ちゃんも良いが、敏夫さんの猛追が著しい。屍鬼ランキング1位と2位のデッドヒート。
まぁ無理に選ぶ必要もないわけですが。
ストーリー的には既に上巻の1/3くらい消化してますね。
ペース速いな。半年または一年くらいの短期集中連載なのかも。原作付だからなぁ。
下手に引き伸ばし入るよりはいいのだけれどね。